「Corrina, Corrina」鑑了

今滞在している断食施設の小さなライブラリーコーナーに置いてあるDVDから一本。


「コリーナ、コリーナ」


母を亡くし言葉を失った娘と、恐らく妻がいた時は娘と深くはコミュニケーションをとってこなかった父親が、メイドに雇ったコリーナのユーモアと優しさで、笑顔を取り戻し絆を深めていく作品。


25年前!のウーピー・ゴールドバーグ主演作。


女の子が言葉を取り戻すまでのウーピーの静かでユーモアあふれる優しさが、クスッと笑顔誘うシーンが多くて素敵。結構テンポよく描かれているから、観ている途中であれ?コメディだった?なヒューマンドラマ。アメリカの黒人差別問題やその間のラブストーリーも描きながら、見終わった時には優しい気持ちになれる。これはないな~ってシーンもあるけどね。でもライトタッチだからあまり気にならずに観れるかな。


初めて観たのに懐かしさ感じずにはいられなかった。子どもの頃たくさん映画館行って家族で観たなー、こういう優しいハリウッド映画。


しかし不動の地位を得ている女優で当然のことながらやはりウーピーって魅力的。映画を包み込む不思議な包容力。


ふとNYの時の友達のブラックの女の子を思い出した。

やることなすことめちゃくちゃで、約束しても一か八か、待ち合わせは必ず遅刻してきて電話すると何かトラブルの言い訳、次に会えば笑顔でふざけながら軽く謝る。日本人の神経質な人だったらとてもじゃないけど付き合えないタイプだと思うんだけど、とにかくチャーミングでユーモアがあって笑いの中心にいるハッピーな人。一緒にいて楽しい。

ウーピーの性格知らないし(笑)役柄も性格は全然違うんだけど、どこか共通点を感じざるを得ない愛さずにいられないチャーミングな人たち。


たまにはこんな映画もいい。


さよならカフェオレ

さよならカフェオレ -変わらないこと変わっていくこと-

0コメント

  • 1000 / 1000