高タンパク高ビタミンという方法
40日の断食を終えた後、気持ち軽やかに仙台に戻るも徐々に徐々に荒れゆく肌に、わかってはいたけどすんごく左右された。毎日のごはんは家族の分も一緒だから極端に悪いものは食べてない。しかし半断食生活や生菜食にして行くかどうか悩んでた割には、ぜんぜん好きに食べていたし甘いものも少なからず食べた。最初の内はしばらくだいぶ落ち着いていて、でも荒れていけばいくほど甘いものが食べたくなるもの。荒れが手におえないところまで加速度上げていくと、身も心も投げやりになって暴食に走る負のスパイラル。今まで幾度となく繰り返してきたなー。今も気を抜くと諦めの自分に負けそうになる。そんなこと変わらず繰り返していながらも、それでもその感情の根本を断ち切ってくれたのが断食だと今思う。
もちろん体の中での細胞レベルでの変化は絶大。それに前にも書いたように酷かった片頭痛や生理痛などがほとんど消えたし、アトピーの表に現れた変化も本当に大きい。でもそれ以上に、長年の付き合いすぎて完全に”治る”って可能性を信じられなくなって、慢性化し疲労した肌に毎日鏡向き合えなくなっていた、その精神的な諦めの負のスパイラルを断ち切ってくれたと思ってる。アトピーって身体が蝕まれる病気とはまた違うから、甘んじてずるずる共存してしまうのも簡単。
日常の中でアレルゲンが出ないようにコントロールして生活できるか、理想の肌に近づけるか、そして完治への道。断食は一生続けられるものではないし、生きていくには栄養が必要。十分デトックスして体の内側から整えた状態から、次はどのようにして根本的に治し、再構築していけばいいのか。自分の身体と相談して見つけて行かなければいけない。
ところで断食後、良い変化がかなりある反面気になってたことが、髪の毛がめちゃめちゃ抜けるようになってたことと、爪がすごく薄くなって少し伸びるとすぐ欠けて色んなところにひっかかるようになっていたこと。恐らく私はなかなかの期間断食した方なので(もっとする人もいるだろうけど)身体の栄養がたりないよ~っていう反応がそれなのかな??って思ってる。
そしてまた別の話、食べ物のこと。
食べ物のアレルギー検査は子供の時から2~3度受けていて、私の場合何も引っかからなかった。それでも見てる方がつらかったであろう母が、私が小学校低学年の頃に豆乳のパックを持参することを許可をもらい、毎日給食の牛乳の代わりにあの緑のパックを持たせられた時期があった。大好きだった卵かけごはんも小学生の時さよならしたなー。でも特に変化も出ず。
後は大きくなってくると食の範囲も広がり、検査には引っかからないのに食べるとアレルギー反応が出たのが、繊維質のフルーツ何種類か、鮮度の悪いマグロ、たまーに蕎麦。食べると耳の奥の脳みそ辺りが痒くなる。身体の遠くの方で「おーい、ちょっとあぶないよー」って危険信号おくってくる。まあそれくらいだったので、自分でコントロールできた。
で、今年の初めに病院に行ったときに受けた血液検査で、「タンパク質不足」の結果が出てくる。これが不思議で肉も魚も納豆も卵も大好き。むしろアトピーに良くない可能性の方が高いと言われているにもかかわらず食べてました食べてました。
しかし、不足なのか。
それで断食中にこんな方法があるってお話しもらっていたのが、メガビタミン療法。これをダメ元でも試してみることにしたのでした。もう見ない振りしたり甘んじて課題を後回しにしている自分には戻りたくない。
身体の細胞を作るのはタンパク質。それを吸収するにも細胞たちの活動のサイクルを潤滑に回すにもビタミンが必要。そこで色々勉強していると、今まで何人かにいわれて???ってなっていた吸収力自体が悪いのかもしれない、と言うのがここに来て腑に落ちる。食べ物から摂った栄養素を吸収して必要な細胞を作る力。その吸収力も、必要摂取量も、吸収される優先順位も人それぞれ。栄養たちが身体の隅々まで行き届く絶対量があるとして、身体の中で骨!とか肝臓!とか髪の毛!とか、優先順位がわたしの場合、肌が最下位なのかもしれない。それを補ってあげる、高タンパク高ビタミンと言う方法を、現在試しております。
いろいろ面白い。
断食とは違い、こちらは耐久戦に持ち越すと思う。
今年に入るまで自ら優先順位を下げていたアトピーのことを、いろんな人の協力があって今は一番にして生活できることに感謝。日々勉強です。
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